DSC07169

中西健二 有高53回卒
株式会社「王珠」の代表を訪問
トマト栽培をされている父の影響もあって、緑地園芸科1組に入学、小原先生が3年間担任、有高祭で皆と炊き込みご飯を作って販売したことや2年生の時、有高からは二人で2週間ブラジル研修に行った事、さらには3年生の時、長寿の里で行われた農業クラブの大会で意見発表をしたこと等懐かしく話していただきました。卒業後はお米主体の農家で1年間研修生活を送られ、その後、東京の独立行政法人農業者大学校に入学され、3年間学ばれた後、実家の父の下で就農。父の手伝いをしながら実家で1アール・西谷で1アールのイチゴ栽培に取り組まれました。

25歳の時、ブラジル研修で知り合った彼女と結婚、それと同時に西谷で古民家を購入し独立、そして、2009年5月に株式会社「王珠」を立ち上げ就任されました。150アールの土地を借り上げ15棟のハウスを建て、夏季はトマト冬季はイチゴを主流にそれぞれの時期に応じたナス・キュウリ・オクラ・太ネギ・軟弱野菜等も栽培され関西スーパー・ホテル若水・オアシス等々の市場へ出荷販売されています。特にトマト4000本・イチゴ12,000株うえられると聞き驚き、早速にトマトハウスに案内して戴きました。1棟に1,000本植わっているハウスに入り、見事な実を付けた私の背丈ほどある木々が整然と立ち並んでいるのにただ驚くばかりでした。そこへ奥さんが二人の女のお子さんの次女と来られて仲睦まじく写真に納まっていただきました。
県の緑公社認定の青年農業士・市の認定の認定農業者・ハウスイチゴ研究者北神戸支部長として、さらには地域の消防団の会計・農業青年部会長として活躍されています。
「一果入魂」を信条として「土づくり」「鮮度」に力を注がれ、「一番にはお客さんに喜んで食べていただくこと」だそうです。

s-DSC07168

 

 

 

 

 

 

s-DSC07170

 

 

 

 

 

s-DSC07171

 

 

 

 

 

 

s-DSC07172

 

 

 

 

 

 

(執筆 谷郷賢明)