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卒業生(有高22回卒)でもあり、恩師でもある先生を三木高校に訪問しました。

耐震工事で綺麗になった校舎、玄関周りの広々とした校庭、赤く咲き乱れたサツキ、よく整備された校舎内外が印象的です。教頭職がすっかり身についた先生に歓迎され、応接室に案内されました。

かつては私と勤務したことがあり、懐かしい有高時代の話に時間を忘れました。

本校では理科を担当、分掌としては担任(1年)・副担任・進路指導、そして部活は生物クラブでお世話になりました。強く印象に残っているのは、やはり100周年行事に携わったことと、式典が盛大に挙行されたことだそうです。更に農業クラブの県大会が体育館で行われ、本校生時代農業クラブで活躍されたこともあって、素晴らしい大会に感激されました。又、進路に向けて、さらには総合学科に向けての取り組みに力を注がれたことも、印象に残っているそうです。

本校から伊丹北高校に転勤されて6年、続いて三田西陵高校で2年、教頭として尼崎武庫之荘高校で2年。そして今年からは、三木高校の教頭として勤務されています。「先生方も生徒たちも本当に頑張ってくれて、私の出る番がないくらい」とのことで、とにかく学校が「楽しい」の一言でした。

 三田から約40kmの道のりを1時間ほどかけて通勤されているそうですが、驚いたことに、忙しい教頭職勤務の後、家に帰られて1.2ヘクタールの田圃を耕作され、時には夜中の12時頃までトラクターに乗られることもあるのだそうです。家では長男が大学生、3人家族で楽しくやっていますとのことでした。

(文責:谷郷 賢明)