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前中 孝夫さん (有高15回)

清陵会理事前中さんを訪問

大きな家屋、横には同じ敷地内に立っている長男夫婦が住む近代的でハイカラな住居、早速お話を聞きました。

高校時代3年間、今は亡き飯野先生が担任。畜産クラブで方々に畜産農家を見学に行ったこと、修学旅行で自分たちの乗っていたバスが電車と衝突したこと、元旦に生徒会役員が校長先生に呼ばれていろいろ話をしたこと、新校舎になって新しい教室に匂いがつくから作業着や柔道着で入るなと言われた事等懐かしく話していただきました。

卒業後は学校に残り実習助手として勤務、丁度、六甲農場ができる時で、夏休み等で園芸科の生徒と共に開墾や花・野菜植えに宿泊実習や一週間に一度の実習に携わったことが印象に残っているそうです。4年8ヶ月で退職、その後、北海道(札幌の牧場)へ体験実習に行かれ、帰郷後の昭和43年に2頭の乳牛から10頭に増やされ牛舎を建設、さらに年々増えていき、乳牛も50頭を超え、昭和50年に今のような大きな牛舎を建てられました。

昭和45年に結婚、一男二女の3人のお子さんで、それぞれ結婚、内孫一人の外孫3人に恵まれ、本宅では母親と奥さんの3人家族で暮らしておられます。毎日の搾乳と世話で家を空けることが出来ないそうですが、奥さんや長男の協力を得て頑張っておられるそうです。地域でも農会長・区長・寺総代等務めてこられ人望も厚く、今は、酪農部会部会長・そして清陵会理事とお世話になっています。

(文責:谷郷 賢明)

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