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北 洋子さん (有高23回)

長年の夢叶って歌手としてCDデビュー

有高出身で歌手としてCDを出した人が居られるとの話が事務局に届けられ、さっそく本人の北さんに事務局に足を運んで頂きお話を聞きました。

まず有高で思い出すのは2、3年生時のクラスの楽しかった数々の想い出であり、担任の谷口先生と皆で丹後の宮津へ海水浴に行ったことや、体育祭でのバックボードづくりなど、とにかく男女問わず仲の良い、まるでテレビの青春ドラマに登場するようなクラスだったそうで、その付き合いは卒業後も谷口先生を招いての同窓会を今もずっと続けているとのこと。

またクラブは歴史クラブへ入部され、三田市内の史跡を辿ったり、遠くは奈良の明日香へ行ったこともあったとか。 現在も高じて古いお寺を巡られているそうです。

卒業後はダイハツ工業へ就職、22歳で結婚を期に退職されお子さん2人をもうけられます。
そしてその後、子育てと姑さんの在宅介護をしながら生活クラブ生協に勤めて11年が経ち、子育ても終え、この頃からやっと大好きな歌に専念出来るようになり、地元の歌謡教室に通われていましたが、さらにその上を目指して、東京の津軽けんじ先生のもとへ月に一回のレッスンに通われます。

その甲斐あって5年目に津軽先生に推されてバップレコードよりCDデビュー。
デビュー前の同窓会でこの話をしたところ、なかなか信じてもらえなかったそうですが、次にCDを持参すると、これで皆さん応援する側になってくれたのが大感激だったそうです。

現在は三田を中心として活動されていますが、話が来れば全国各地にも出かけられるとのこと。
最後に今の有高生にひとこと

「まず、迷ったら実行すること、遣らなければ何も始まらない。そして何事もこれを遣ると決めたら、幾つになっても諦めずに、努力し続ける。まさに継続は力なり。この意味が現在になってようやく分ってきました。」と力強く語られました。
これらを口にするのは簡単ですが実際に叶えられた人の言葉故その重みがしっかりと伝わってきました。

北さんの活動に関して詳しくお知りになりたい方は。清陵会事務局までご連絡ください。

(文責:岩野 弘明)

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