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平成23年秋の褒章で瑞宝双光章受賞
8組で山田先生が担任、ブラス部に入部するが途中で退部、その後は、小・中時代から仲の良かった友達がお寺の息子でよくお寺に行き時間を過ごされたそうです。「一番の思い出は、体育大会で皆と女装してグランドを一周したことですね」と言われ、とにかく仲の良い、楽しい、まとまったクラスだったそうです。卒業後は進学の勧めもあったが就職に決め、尼崎市消防局消防士員として入所、その後、消防一筋に42年あまり勤められ、尼崎市消防局東消防署長を最後に平成15年3月31日退職されました。

勤続中には阪神間では初の潜水救助隊を創設、尼崎市で実施された近畿地区消防救助大会水上の部を統括、又、市内北東部の住宅密集地の店舗併用住宅火災では応援中隊長として被害を最小現に食い止められた理の功績により、平成7年に消防庁長官表彰を受賞、そして退職後には瑞宝双光章を受賞されました。

退職後は武庫川女子大学からの要請で、共通教育部非常勤講師として就職、これまで培われてきた知識・経験で「知っておきたい救急処置」・「災害・火災からのリスク管理」等の講座で学生に指導されてきました。そして、大学も27年3月に退職、その後は、公益社団法人兵庫県自衛隊父兄会伊丹支部福祉部長・木ノ本自治会副会長・防犯部長・伊丹市少年補導員・日本赤十字社兵庫県支部救急法指導員・環境省但馬竹野パークボランティアと役職を持たれ多忙な中で、時間があれば好きな読書・美術鑑賞をさらにはゴルフを楽しまれるそうです。

又、昭和41年に結婚、二人のお子さんに恵まれそれぞれ独立、長男夫婦には孫が二人。今は毎晩二人での晩酌が楽しいひと時だそうです。

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(執筆 谷郷賢明)