36年の教職生活を終えられて
宮地先生に事務局に来て頂きました。十数年前と変わらぬ若々しい姿に驚き、当時の懐かしい話に時間があっという間に過ぎてしまいました。
大学卒業後、新任で本校に英語の先生として勤務。ちょうど大阪万博の年でした。有馬高校では色々体験しましたと話して下さいました。
最初の2年は生徒会担当で、生徒と共に色々な行事に関わった事。その後担任として、修学旅行がこれまでの観光旅行からスキー旅行に変わったため、戸隠高原スキー場へ行かれましたが、初めての事で、強く印象に残っているそうです。
クラブでは男子バスケット、卓球部と顧問をされました。特に男子バスケットでは、専門でないため、外部から指導者を招いたりして努力されたとか。又、本校では初めて外国人教師を招いた時に、授業への取り組み方や日常生活の世話など、色々苦労したと感慨深げにされていました。
校外では、勝井先生宅に気のあった者達が集まり、時間を忘れて教育論議をしたり、歌ったり、時にはマージャンにふけったり。とにかく楽しかったそうです。
17年間本校で勤務された後、篠山鳳鳴高校に転勤され、担任・総務・進路と19年間勤務。今年3月をもって、退職されました。
今後は悠々自適生活を送ります、と楽しげに話して下さいました。
（文責：谷郷 賢明）
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