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小笠原 一弘さん(有高50回)

本校では緑地園芸科(園芸コース)で学び、大分短期大学園芸科に進学。園芸植物を中心に学ばれ、卒業後は大阪植物取引所において4年間研修後、伊丹市において家業である園芸植物販売(株式会社フローラ園芸部・アメージングワールド内)に従事されています。

現在、研修で培った園芸技術をいかして園芸部門店長を勤められる傍ら、飲料水販売、コンサルタント事業などの多角経営に取り組んでおられます。毎日、営業へと飛び回り、取材当日も取引企業との打ち合わせ、経営者として忙しい日々でありながら、有馬高校でともに学んだクラスメイトとともに他業種店舗の緑化事業を展開されています。

お店にお邪魔させていただき、他の園芸店よりも植物の種類が多く、消費者のニーズ、流行を敏感に取り入れ販売にいかされているのに感心しました。ご両親も有馬高校の卒業生で有馬高校の宣伝ポスターをこころよく店先に貼っていただき、「将来の農業、園芸界を支える人材、地域のリーダー養成、有馬高校の発展に協力をしたい」と心強いお言葉をいただきました。

高校時代は3年間、緑地園芸科の学級委員長を務め、農業クラブ兵庫県連盟の会長、全国理事として兵庫県農業クラブの中心として大会成功に導いた実績は、10年を経過しても他校の先生方から小笠原君の事が伝説の会長として語りつがれているほどです。

在学中の3年間の思い出は、学科代表として頑張ったこと授業や実習、農業クラブ活動で休日返上し夜遅くまで役員と取り組んだこと、その時、身についた根性や礼儀が現在、非常に役にたっています。と笑いながら答えておられました。

(文責:中前純一)

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