201008041

小谷 良徳さん (有高23回)

兵庫六甲上淡河支店 支店長を訪問

支店に入るなり、快く迎えて頂きお話を聞きました。
高校時代は2組園芸科で、1・2年は橋本先生、そして3年生は今は亡き常深先生が担任、家が農業をされていたのと、中学の友が園芸科に何人か行くとのことで、園芸科を志望されたそうです。 農当で朝早くからそして、放課後と動物や鳥、野菜等の世話をした事、早弁をした事、校内クロスカントリー大会で20kmを走破したこと等懐かしく話して頂きました。
又、高校時代あまりまとまりがなかったクラスが、卒業後は良くまとまり5年に一度クラス会をされているそうです。

卒業後は三菱電機伊丹製作所に就職、同じ行程の単純作業が自分に合わないと2月に退職、三田市農協の募集があり、受験され合格、4月から入所、最初はマーケットの巡回から始まり、農機センター・支店・本店・出張所と勤務、5年前に本庄支店の支店長を4年間勤められて後、今年3月から当上淡河支店支店長に着任され勤務されています。 これまでは三田市内の勤務が多かったので、初めての地ではまず地域の方々の顔や場所を覚えたりがたいへんだったそうです。

27歳の時結婚、二人の男のお子さんに恵まれたのですが、大きくなったら二人とも、名古屋に就職、先では家に帰ってきてくれるかどうか心配されていました。 又、1町6反の田圃をしながら営農組合を立ち上げ、組合長として小柿地区の田圃7~8町を引き受け、蕎麦を栽培、成果を上げておられ2年後の退職後は、更に面積が増える事を想定し意欲を示されていました。
地域の方々には信望が厚く、これまで副農会長・農会長と勤めてこられ、今は会計を担当され貢献されています。

最後に言われたのは、営農組合を作ったお陰で、皆で力を合わせやっていこうと言う強い仲間意識が出来たそうです。

(文責:谷郷賢明)

201008042 201008043