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山本 真嗣さん(有高46回)

本校では農業科で学び、担任は岸田先生、将来は農業経営を目指し、楽しい高校生活を過ごされたそうです。農業クラブに所属し、2年生の秋には兵庫県の代表としてブラジルに短期(2週間)派遣され、「広大な土地での大規模な農業経営に大変驚きました」とのこと。

卒業後は、県立農業大学に進まれ、アメリカワシントン州に2年留学し、主に果樹の勉強をしてこられたそうです。

そして現在、ご両親と共に、農業(米・軟弱野菜・冬のタマネギ・れんこん)と果樹(りんこ・桃・イチジク)そして、昨年から加工食品にも手を広げ「蓮工房」を経営されています。メニューは日によって変わるそうですが、取材当日は、巻き寿司・ばら寿司・白餅・紫芋餅を作っておられました。これらの商品は、パスカル三田・パスカルフラワータウン店で販売されています。

「蓮工房」を立ち上げられたのは、現代の農家の農業経営としては、生産物を販売するだけでは経営が成り立ちにくい。生産物を如何にうまく利用・応用するかを考えていくことが重要であると思われたからだそうです。「前日に準備をしておいて、毎朝5時前に起きて皆で元気に頑張っています」とのことでした。

(写真上は、ハロウィンのかぼちゃを手に)

(文責:稲葉昌子)

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