person山本 貴美江さん(有高21回)

市民生活課課長を訪問

1年から3年まで9組で鴻池先生が担任。勉強はあまりお好きではなかったそうですが、公務員になるために、ひたすら受験勉強をされたそうです。

中学時代はスポーツが好きでソフトテニス、陸上で活躍されましたが、高校に入学してからは、通学時間や家の手伝い等でクラブに入れなかったり、たまたま採用試験と体育祭が同じ日になってしまい、体育祭に参加できなかったりと、残念なこともあったそうです。

しかし努力の甲斐あって地方公務員試験に見事合格され、三姉妹の長女でもあることから地元の吉川町役場に就職されました。総務課を振り出しに、福祉や議会を経験された後、19年4月から市民生活課課長を担当されています。市民に接する業務が多く、やりがいのある仕事であり、「時には悩み、葛藤し、自分で解決しなければならない時もありますが、良き職場のチームプレーに助けられながらやっています」とのことでした。

26才の時、職場に宮崎県から建築関係の仕事で来られていた方と恋愛結婚されました。現在は80歳のお母さんと30歳になられたお嬢さんとの3人家族ですが、女性ばかりの家系で養子縁組が山本さんで4代目、お嬢さんが結婚すれば5代続くことになるのだそうです。

また、母親の手伝いをうけながら勤務の合間を縫いつつ、1.2ヘクタールの田圃で山田錦を作られていると聞き驚きました。

家庭と職場の両立は大変だそうですが、職場の雰囲気がよく、いくら疲れていても職場に入ると「今日はやるぞ!」とファイトが湧いてくるそうです。

(文責:谷郷賢明)