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岡田 良機さん(有高13回)

高校時代の思い出としては、やはりブラスバンド部を創設できたことが一番の思い出です。体育祭での入場行進、文化祭や研究会でのステージ演奏、市制発布記念式典での三田駅前通りでの演奏行進など、クラブでの活動が中心でクラブ漬けになった日々が思い出されます。

昭和36年に卒業し、京都市立音楽短期大学(現京都芸大)に進み、卒業後、大阪フィルハーモニー交響楽団で11年間オーボエ首席奏者として活動した後、昭和49年に宝塚歌劇団のオーケストラに移り、昭和57より指揮者としてタクトを振っております。

宝塚歌劇では、いろんな作品に出会えます。宝塚歌劇のオハコとも言える『ベルサイユのばら』『エリザベート』『ファントム』等々。その内のひとつでもあります『風と共に去りぬ』の公演では役者のあまりにもの好演に観客になったような気持ちで芝居に引き込まれた気分で指揮をしたのを覚えています。ご存知のように”夢とロマンの宝塚”ですので、現実から離れてひと時夢の世界に浸ってみて下さい。

現在も宝塚歌劇の指揮をする傍ら、近畿フィルハーモニーオーケストラ、近畿大学交響楽団などオーケストラの常任として指揮をし、三田でも三田女声コーラスの指導にあたっています。

三田女声コーラスはリサイタルや市のイベントでのステージなど活発に活動を行っています。市内の女声コーラスの中では一番歴史のあるコーラスですが、現在少し団員が減っていますのでメンバーを募集しています。

コーラスの経験のある方、女声コーラスに興味のある方は、是非一度参加してみて下さい。いい響きの美しい音楽を一緒に楽しんでみませんか。

(岡田良機)