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川谷 信行さん (有高26回)

“三田市消防本部予防課参事を訪問”
取材を依頼し、早速訪問、私としては中学時代から知っている卒業生ですので、懐かしい思い出話も、初めて勤務した八景時代の話から始まりました。
本校では2組園芸科で担任は小林先生、高校生活はあまり覚えていないと言いながら野球部での思い出を話していただきました。夏の予選で、ノーヒット・ノーラン達成寸前にセンター前ヒットを打ち翌朝の新聞に掲載されたこと、部員不足で、他の部から助っ人を頼み試合に挑んだこと、一度は退部したいと申し出たが顧問の鷲尾先生に説得されて続けたことなど懐かしく話していただきました。

卒業後は、神戸製鋼に研修として1週間ほど行かれるが、公務員を目指し、三田市消防局を受験、そして合格され消防士としてスタート、39年勤務されて57歳、途中西分署勤務もされるがほとんど本署勤めで、今年四月から予防課参事として頑張っておられます。また、17年前に取得された、救急救命士としてもその任を果たされています。

結婚は29歳の時にされ、お子さんは男児二人、夫婦で高校野球の観戦を楽しみにされており度々行かれているそうですが、今まで一番感激し感動を受けたのは次男が通っていた報徳高校が全国優勝し、予選から優勝戦まで応援できた時だそうです。今、本人の悩みは糖尿で薬が手放せなく、朝・昼・晩と数錠の薬を服用しなければならないことだそうです。とにかく、数十年ぶりとのことで懐かしい話で時間の経つのも忘れ、最後に司令塔を見せていただき後にしました。

(文責:谷郷賢明)

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