町老人会会長二期目を迎えて
吉川町老人会会長の二期目を受けられたと聞き、取材をお願いしたところ、心よく受けていただき、家に訪問しました。


高校時代は、1年は田ノ上先生、2・3年は河本先生で好きな教科の先生だったので、しっかり勉強したこと、2・3年では皆に推されてクラス会長になり、リーダーとしての手腕を発揮され、その経験が後の人生にも生かされたそうです。また、軟式庭球部で真っ黒になって頑張ったこと、体育祭ではみんなの前で宣言をし、騎馬戦の上に乗り激しくぶつかり合ったこと、長崎雲仙方面への楽しかった修学旅行などを語っていただきました。


卒業後は、西宮郵便局(郵便課)に就職、寮生活をされる中、高校野球を見に甲子園にもよく足を運ばれたそうです。4年後三木郵便局(総務課)に転勤、その後も、明石郵便局・三田郵便局・伊丹郵便局と転勤され最後は篠山郵便局総務課長として勤務され、勤続32年50歳で退職されました。

退職後は地区・地域活動に力を注ごうと決心され、大沢地区区長・そして吉川町区長会長をされ地区・地域全体の発展向上に努力されました。又、一方で教育委員会の教育委員になられその任務を果たされ、さらには、吉川町の町づくり協議会の副会長の任に就かれ町の発展に向けて努力されています。そして、令和5年4月に二期目になる町老人会長を受けられスタートされました。意気込みを聞きますと、「年々減っているクラブ数と会員数を増やし、活動を会員が楽しんで参加してもらえるようにする。」とのことでした。そして、スローガンは「楽しくなる、夢中になる、笑顔になる」を揚げておられました。毎日されていることはと聞きますと、地域貢献と体づくりと称して毎日・毎朝道路脇のゴミ・缶・瓶拾いをされています。楽しみは、高校時代の仲の良かった友と月に一回食事をすることだそうです。最後に家族のことも聞いてみました。昭和48年に結婚、二男一女を授かり、3人とも結婚、そして、孫さんも6人。今は、長男夫婦と孫3人の7人家族で楽しく暮らしていますとのことでした。
                                  (執筆 谷郷賢明)