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田畑 吉三 先生 (平成14~17年)

西脇北高校に新校長として着任

本校在任中には、よく清陵会事務局に顔を出していただき笑談したものです。新校長として着任されたことから、早速に稲葉副会長と学校訪問しました。笑顔で迎えて頂き、早速に案内して頂くと、お祝いに頂かれた立派な欄が置かれており、その中で懐かしい話に時間が過ぎました。写真を撮らせて頂き、書いて頂いた文を頂き後にしました。ここにその文を紹介します。

有馬高校には教諭として4年間お世話になりました。
着任して1年目は、総合学科1期生の3年副担任と陸上部顧問でした。まさに、有馬高校の改革期でありました。当時の先生方は、それぞれに個性と愛情にあふれる指導ぶりで、この激動の変革期を支えておられました。そして、その一員として勤務できたことは、私にとって懐かしくもあり誇りでもあります。

有馬高校を離れてからは、社研修所(2年)・氷上特別支援学校教頭(2年)・丹波教育事務所(1年)・社高校教頭(2年)を経験し、県立西脇北高校の第20代校長として着任しました。

西脇北高校は、多部制・単位制の定時制普通科高校です。本校では全生徒がボランティア部に所属し、東日本大震災現地ボランティア活動や地域ボランティア活動に取り組んでおり、地域の方々から高い評価を受け、「ボランティアの西脇北」と呼ばれています。この活動を通じて、生徒たちの自己有用感が高まり自信と誇りにつながっています。その結果、非常に落ち着いた学校生活を送っています。このような中、今年度は、本校と有馬高校(定時制課程)のコラボによる東日本大震災現地ボランティアを実施する予定です。この他、コーピングの手法を取り入れて、人間関係スキルや学習スキルを向上する取り組みを展開しています。私は、初めての定時制勤務ですが、このような取り組みのお陰で、大変充実した毎日を送っています。

(執筆:田畑吉三)

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