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番匠 真也さん(有高35回)

今回は、会社経営者・音響専門家などさまざまな顔を持っておられる番匠真也(ばんじょうしんや)さん(有高35回)をご紹介します。

番匠さんは元は、JAに勤める「普通のサラリーマン」でした。
しかし、お仕事で農業祭や婦人会のイベント等に関わっているうち、音響・照明などのイベントワークに興味を持たれるようになります。

「それで、休日あちこちの現場に手伝いに入って、顔見知りになった人に少しずつ教えてもらったりしたんですよ」
──では、特に専門学校とかには行かれなかったんですか?
「ええ、全部独学ですよ」

番匠さんの会社”サウンドプロジェクト”の開業は1990年です。 業務内容は、各種イベントの音響・照明・その他の機材のレンタルやオペレーティング、メンテナンス等。
当初は週末を利用して、サラリーマン業と2足のワラジをはいておられましたが、その後1998年に法人化し、2000年にはJAを退職されてこちらを本職にされるようになりました。

また、2000年には、もう一つのお仕事である携帯電話シールショップを始められています。 シールといっても普通のシールではなく、隙間なく全体を覆うよう、携帯電話の機種ごとの形状に合わせてそれぞれカットされている、手の込んだものです。 私も実物(マーブル模様)を見せていただきましたが、全くシールとは思えず、元々そういう変わった材質で作られた携帯のように見えました。 (ご興味がおありの方は、下記オンラインショップへお問い合わせ下さい)

実は、番匠さんのお仕事はこれだけではありません。今年の5月から非常勤で、有馬高校のIT教育指導補助員もされています。指導員試験に合格された際、勤務先に有馬高校を希望し、母校に戻ってこられました。   教えているのは1年と2年の一部で、WordやExcelの使い方が中心ですが、上級者にはIllustratorやPaintshopを指導することもあるそうです。「楽しく、教えたり、教えられたりの授業ですよ」とおっしゃっていました。

常にいろいろなことに挑戦されている番匠さん。これからのご活躍も楽しみです。

(文責:山本奈穂子)