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石井 響さん (有高62回)

教育実習でお忙しいなか、清陵会館にお越し頂きました。

有馬高校では人と自然科で学び、卒業後、島根大学に進学し、作物産生学分野の研究室に入り、イネの受精について研究しています。

高校時代の一番の思い出は、最後の文化祭の時クラスで映画を作ったこと。1年生の時の文化祭は本当にバラバラでしたが、2年生の時は、体育大会で優秀賞を取ったり、修学旅行でボルネオに行ったりする中で少しずつ一つになるような感じがありました。3年生の文化祭では映画を作ろうという意見に集約されたものの、学園物と鬼太郎でちょうど半々くらいに分かれました。熟慮の末、鬼太郎が有馬高校にやってきて一波乱あってクラスの絆が強まるという学園物をすることにしました。初めて一つのものが出来て、最優秀賞もいただくことが出来ました。一人ひとりがクラスのために動く姿勢見ることができたのが一番嬉しかったです。出来事としては、これが挙げられますが、毎日の登校や放課後一つ一つが大切な思い出です。

心に残る恩師ですが、3年間担任だった熱血!松原先生で、クールに振る舞いつつ、熱い暑いご指導をしていただきました。
有高では、他の学校にない授業が受けられ、一生ものの勉強ができました。

教育実習での感想として、先生方は本当に偉大だと思うと同時に自分もやはりそうなりたいという気持ちがさらに強くなりました。生徒の時には見られなかった先生の顔が見えても、いつも生徒のことを考えていて、私たち教育実習生の指導もして下さり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今後の目標として、教員採用試験に合格して教員なって、農業高校から兵庫県を元気に、日本を、世界を明るくすることが目標です。

最後に有高生へ
元気よく挨拶をしてくれるたくさんの生徒と出会って、有高に帰って来たなぁと感じました。
元気で素直な気持ちと向上心を常に持って頑張って下さい。

(執筆:石井響)