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「有馬高校に来るのは何十年ぶりになりますか、本当に変わりましたね」が第一声。今回は取材のため、藤原先生には、わざわざ事務局まで足を運んでいただきました。

本校では体育の先生として、また、男子バスケット部も指導されました。

当時は元気者が多かったので、その子達の事が今でも印象深いそうです。特に体育大会の演技種目着せ替え競争で、マリリン・モンローの女装をし、グラウンドを一周したことが写真を見るたびに懐かしく思い出されるとか。

又、男子バスケット部は初めて専門の先生に指導してもらえたことで意気も上がり、早朝・放課後と激しい練習に耐えて、本校創設以来初の丹有大会優勝を成し遂げました。

「教職員との交わりも楽しかったし、何よりも、教師の基本を学ばせていただいたのが、その後の教師生活に大きくプラスになりました」と心のこもったお言葉でした。

その後、数校の学校を経験され、県立明石南高校の校長を最後に今年四月に退職されました。現在は、東播磨教育事務所に相談員として週4日、そして、20年間続けて来られた三木市ミニバスケット教室にも毎週日曜日と、多忙な日々を送っておられます。また、三木市バスケット協会会長としての重責も果たしておられます。

家に帰れば一男二女の良き父親ですが「ぼちぼち良い相手を見つけて私に紹介してくれたらいいんですがね」と苦笑いされていました。

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(文責:谷郷 賢明)