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西浦(木下) 秀男 さん (有高25回)

神戸市北区にあるJA兵庫六甲上淡河支店に支店長の西浦さんを尋ねました。

八景中学より有馬高校普通科に入学され、担任は大塚先生、安森先生 山内先生と三年間お世話になり、クラブ活動では花に興味が有ったので清水先生が顧問の花きクラブへ、花を植えたりしたものの参加は少しだけだったとか。

どの学年も面白く活発で大変仲の良いクラスだったのは確かで、何日間か怪我で入院した時には、友人らが勉強に遅れないようにと、授業を書き写したレポートを持参してくれたことに感謝したことが思い出され、振り返れば地元道場からの自転車通学は大変だったけども、有高での三年間は本当に楽しく過ごせたとのことでした。

卒業後は近畿大学商経学部に進まれ、昭和52年に現在のJA兵庫六甲の合併前の神戸市北農協に就職されます。イチゴで有名な有野支店を振り出しに種類豊富な野菜作りの道場支店など各支店では営農指導で農家の生産向上に貢献されます。その後、信用部門へ移られて各支店で手腕を発揮されて、現在は上淡河支店長として、支店をまとめられています。

ご家庭では26歳の時に職場で結ばれた奥様をはじめとして、皆さん仲良くお過ごしです。 今の有高生には、「とにかく何事にも頑張ってもらえれば 結果はおのずとあとからついてくるから」とアドバイスをいただきました。

本年2月末をもって退職され、「今後はゆっくりと地元八多町で山田錦の生産を意欲的に取り組みたいですね。」と穏やかに語られました。

(執筆:岩野弘明)

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