遠山さん

夢を追いかけて

篠山東中学校の創立20周年記念式典に遠山さんの「遠山 恵ライブ 夢を追いかけて~」
をぜひ聞かせて戴きたいと出かけ、体育館での素晴らしい歌声に酔いしれた時間を堪能し、その後取材に応じてくださいました。


 

プロフィール
有馬高校では総合学科で音楽を専攻する。個人レッスンではR&Bを学び、2009年に19歳で単身ニューヨークに渡米し。ゴスペルクワイヤーに入り、2010年に全米最大のマクドナルドゴスペルフェストで優勝。その後同年にクワイヤーでアポロシアターのアマチュアナイトにゲスト出演。同年ブルックリン コンサバトリー オブミュージックに入学ジャズ・ボーカルを専攻。
2011年には非営利団体、ナショナルアクションネットワークのレセプションでオバマ大統領のスピーチ後クワイヤーで出演、同年アポロシアターのアマチュアナイトのソロ出演で3
位に入賞する。
2014年毎年国連本部で行われる、ユースアセンブリーのオープニングアクトとしてソロで出演。
2015年,City College of New Yorkでジャズ・ボーカル科専攻。
2016年作詞作曲とトラックメイキングを手がけたオリジナル曲を全世界にリリース、日本のiTunesに初登場4位にランクインを果たす。
2017年、マクドナルドのゴスペルフェストの女性ソロのファイナリストとして約2万人のアリーナで歌う。
現在はニューヨーク市立大学の音楽部でジャズを学んでいる。


 

高校生活について
担任の小宮山先生が特に未だ気にしてくださり連絡を取り合っておられるとか、英語の山下先生にも英会話教室で会っていて懐かしいし、鷹尾先生の英語が実際に現地で使えそうな表現などを面白く教えてもらい、楽しくて好きでしたとお聞きました。
部活は1年生の時は陸上部でハードル。2年生からは大阪の梅田で歌の個人レッスンを受けておられ、学校の授業は音楽専攻だったので声楽・音楽理論・ソルフェージュ・ピアノと音楽が出来て学校が好きで楽しい日々で、声楽の担当が非常勤講師の先生で厳しく恐かったのですが、今アメリカの大学でも聞き取れるし役立ってとてもよかったそうです。

修学旅行の想い出は
シンガポールとマレーシアに行き、「シンガポールは公用語が英語なので英語を勉強するきっかけになりましたし、マレーシアではショートステイをして自分たちだけで何とか会話をしなければということで、なんとか喋れるようになりたいと強く思いました。 海外旅行が初めてのことだったし色々経験することがあってとても良かったです」と話されました。
有高祭では「有志バンド」でマライア・キャリーのHero・AIのBelieve を歌い、
2年生以後は音楽を主に勉強できて、なにより音楽の授業が好きで、全ては音楽で学生時代が彩られ歌手を目指しておられたのだと感じました。
3年生からECC外語学院に通い英語の勉強に力を注いでおられたそうです。

卒業後は大阪でアルバイトをしながらライブハウスやクラブで歌い、歌のレッスンを受けてお金をためてアメリカに行く用意をされていました。

アメリカに渡ってからの経歴
2009年9月に渡米する。『ニューヨークにアポロシアターのアマチュアナイトに出るのを目標にして』
1年目―語学学校に行って・レッスンを受ける。
2・3年目―音楽の専門学校のジャズ・ボーカル科で学ぶ。
4年目―語学学校にもどり大学に行くためのTOEFLの勉強。
5・6年目―短大で学ぶ。
7・8年目―大学に編入してジャズの勉強をして、12月で卒業。

今、力を入れていることは
小学校の頃からのトランペットを習いたいと願っていたし、ジャズ科にいるのでトランペットを手に入れました。人と違うことをしなくてはという思いから、卒業コンサートで1曲吹けるようになりたいと聞かせ頂きました。

ご家族は
アメリカから帰国時は両親と3人で過ごされています。

7月16日(日)読売テレビ グッド 地球便!に出演されました。

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(執筆 羽渕和美)