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阪上 勝弥さん (有高33回)

クラスは造園科、担任は西川渉先生で、クラブはワンダーフォーゲル部に所属していました。

在学中は造園科で、当時は農場当番というのがあり、宝塚から始発の汽車に乗り、牛や豚の世話、庭園の掃除をして、特に牛にブラシ掛けをすると気持ち良さそうにしていたのが、記憶に残っています。

当時はワンダーフォーゲル部があり、毎日クラブに明け暮れる日々でした。初めて登った北アルプスの白馬岳から計3回の北アルプス縦走や氷ノ山の春山合宿を含め様々な山に行かせてもらいました。
担任でもあり、顧問をして頂いた、西川渉先生と御世話頂いた先生方に感謝しています。
危険が伴うので職員会議でよく合宿に反対されて弁明するのに苦労しておられた様です。

卒業後は南九州大学に進学し、卒業後は家業を継ぎ、植木生産を行っています。

近年、常緑低木のアベリアでの農水省種苗登録を取得し、アベリア‘ジャックポット’と命名し、生産しています。

これからの夢としては、仕事を終えるまでに、あと2品種登録品種を作り出したい。1つは現在育苗中で、かなりの手ごたえがありますが、あと1つ世界中の人々に喜んでもらえる様な植物を作り出すことです。

(文責:阪上勝弥)

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