三田村 加津子 ん 有高8回)
三田市フォークダンス協会を設立されて32年
「フォークダンスと言えば三田村先生」と誰しもが言うほどその道では有名であり、ご活躍されている三田村さんに事務局へ来て頂きました。さすが、毎日生徒さん達とフォークダンスを楽しまれておられるだけあって、69歳とは思えない快活さで、若さにあふれていました。
高校時代は普通科商業コースで担任は東浦先生でした。小さい頃からリズムに合わせて身体を動かすことが好きで、入学と同時にダンスクラブに入部。当時顧問だった野村先生に、夏休みも休みなしでしごかれたことが、今も懐かしく思い出せるそうです。
卒業後就職、会社の旅行で社交ダンスが出来なくて恥ずかしく思い、心道館へ習いに行ったり、独学で学んだりされていました。フォークダンスに目覚めたきっかけは、市民運動会の昼休み、ある先生にオブラディ・オブラダを教わり踊ったことだそうです。近所の奥さんたちを集めてサークルを作り、遊園地や公民館で練習を始められました。人の勧めもありフォークダンス4級の資格を取得(現3級)、三田市フォークダンス協会を設立して本格的に取り組まれました。
勤めもこばと保育園に変わられ、その合間にサークル指導をしたり、高齢者大学へも講師として行かれたり、日々忙しく取り組まれました。今では、高齢者大学の教え子達も卒業後それぞれサークルを作り(ほほえみ・オリーブ・ゆりのき・クローバー・マーガレット)、その各サークルにも指導に行かれているそうです。三田市のいろんな行事(文化祭・公民館祭り・友情出演・ボランティア等)はもちろん、時には市外からも依頼されて、さまざまな場に参加し、多忙きわまりないそうです。その中でも、協会と5つのサークルが年に1度集まり行う「あじさいの集い」が一番楽しいそうです。
「ダンスの練習後、皆と友としてお喋りし笑いあうのが、一番、身体と頭を使うので認知症の予防にもなるのよ」と聞き、私も挑戦しようかなという気になりました。
これまでの功績が認められ平成6年に「さつき賞」を受賞されています。家庭に於いては26歳の時に結婚されたスポーツ好きなご主人とお子さん2人の4人家族で楽しく過ごされています。
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