中﨑 志保さん 有高68回(写真右)
高知大学の地域協働学部の学生さんで、今は大学生活を楽しんでいるところ、春の帰省で同窓会にも顔を出して下さいました。(有高69回の三島さんと一緒に)

一番の想い出は、特に頑張った農業クラブの農業鑑定で、1年生の時は県大会で最優秀賞を受賞していた先輩たちを追いかけていました。2年生の春から本格的に勉強を頑張り始め、その時期に一年生の三島さんと会い、2年間一緒に勉強しました。そして3年生の農業クラブ全国大会群馬大会の農業鑑定競技会で、ついに日本一となり文部科学大臣賞いただくことができました。もらった時の気持ちはとてもうれしく晴れがましい思いだったとのことです。

また修学旅行の思い出は、雨が多い屋久島で全日程が晴れでした。これも晴れ男で有名な担任の長光先生のおかげだと思っています。シュノーケリングで海の色が素晴らしかったのでもう一度行く計画をしておられると伺いました。(実際今年の春休み屋久島を再度訪れたそうです)

「授業の思い出は『クラインガルテン』をはじめとする農業の授業が大学の授業に生きていると実感しています。みんなと話しながら実習をやっていくのが楽しかった。そして資格が沢山取得できたことが、これからの人生に有益な事柄をもたらすと信じています」
推薦入学で大学に行くと決めたのが遅くて、提出1週間前から睡眠時間2時間くらいでレポート3万字を1週間で仕上げました。担任の長光先生にそれを急ぎ見ていただき、今も感謝しています。
そしてその他にも毎日放送のちちんぷいぷいが、クラスを取材に来たことや、有高祭では3年連続で1位がとれたことが、特に思い出となっているそうです。

現在大学では中山間地域での課題解決を学んでいて、高知県内のあちこちを訪問したり、耕作放棄地を再生し、毎年論文を書いたりしています。
また、フィリピンに2ヶ月留学しました。そして2019年4月~2020年3月 カンボジアの日系農業企業にインターンシップ予定です。
そこで産業的文化的さらに多面的・多角的に、日本と海外の農業を比較しながら学ぶことで将来の自分を考える機会になればと考えておられます。

大学卒業後は
農業をあまり知らない人や初めて触れる人を応援し、消費者への理解を広げることで、農業をしやすい社会にしたい、また生産性の向上だけでなく、文化醸成の一つとして農業の発展に貢献したいと夢を語っていただきました。

今頑張っていることは
海外の農業関連の仕事にも就いてみたいので、海外インターンシップに向けての英語、クメール語の勉強とバイトをしていて、地域活性化の意義を追究する研究にもとりくんでおり、忙しい毎日を送っておられます。

家族のこと
高知にいくだけにとどまらず、フィリピン留学に行ったり、カンボジアにインターンに行ったりするのも許可してくれて、応援してくれる有難い家族です。

三島 友季さん有高69回
高知大学農林海洋科学部
仲良く中﨑さんと一緒に訪問してくださいました
農業クラブ全国大会の農業鑑定競技会で2年生の時に県大会で優秀賞。全国大会も優秀賞。3年で県大会が最優秀で全国大会が優秀賞でした。
その時の気持ちは「3年生で初めて県大会の大会式典で名前を呼ばれた時はうれしかった、この年から鑑定の勉強内容が変わり受験もあったし、大忙しでした」とのことです。

大学はAO(自己推薦)を受けました。

修学旅行は屋久島で、全日晴れた前年の中﨑先輩とは全く異なり、大雨の中で登山をしたり、みんなでトビウオをさばく体験をしたことが印象に残っているそうです。

大学では、高知大学の農林海洋科学部・農林資源環境科学科・暖地農学主専攻領域で学んでいます。
2年次は農業・林業・漁業について広く浅く座学・実習を通して学び、3年次は農業について専門的に深く学んでいる。そして後期から4つの領域に分かれて学んでおり、高知県内で実習をし、学校内の農場で担当圃をもらい野菜栽培をしておられます。

国際協働特別プログラムというプログラムに参加。
『SUIJIスイジという四国の3大学(香川・愛媛・高知)インドネシアの3大学が連携したプログラム、地域の農村に入って課題を見つけ活動する』
高知県内でインドネシアの学生と活動、春休みインドネシアのBogorで活動しました。
高知県室戸というところを拠点に活動していて、農村に入ってインタビューをしたり、村の行事に参加し、日本文化を伝えたり、日本とインドネシアの農業についてお互いに学んだりしています。またインドネシアでは現地で農業体験をしたり農家にインタビューをしたりしながら交流を深められました。

今頑張っていること
(よさこい)
高知が本場のよさこいを2年間やっており、8月にある本祭に向けて練習頑張っています
また自立するためにバイトを3ヵ所掛け持ちしており、高知県で有名なキュウリ農家でも働いておられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(執筆 羽渕和美)