s-DSC07011_1有鼻 恵子さん (有高25回)

愛情込めた手作り「ありちゃん黒豆味噌」工房を見学

3組で3年間小林(書道)先生が担任、入学と同時に女子バレー部に入部、高校時代の思い出はバレー部で体験したお話がメインとなり話していただきました。とにかく厳しい練習で修学旅行中でも他の生徒より早起きしてトレーニングをやったこと、合宿で1日中汗まみれになって練習したこと、また、先輩に対するマナー・言葉遣い・挨拶等も厳しく言われ、とにかくバレーで身に着いた体験が卒業後の人生に大きくプラスになったそうです。 又、仲の良い「5人組」の友ができ、お互い家を行き来し、とにかく楽しく過ごされ、今もその交友が続いているそうです。
卒業後は、伊丹の繊維会社に勤務され、2年後に退社、その後、有馬高原病院に勤務、そこで知りえた彼と26歳で結婚して退社、主人の実家が1,6ヘクタールの稲作と3アールの黒豆作りをされていたので手伝うようになられ、 2年後、母親が体調を崩され父と2人で耕作をされてきました。 お子さんは2人、長男・長女はそれぞれ結婚、長男が近々勤めが近くになり一緒に住んでくれると楽しみにされており、長女に双子の孫が誕生と喜び一杯でした。
黒豆を出荷されている傍ら、昔からの味噌作りを、自分で収穫した黒豆と山田錦米を使って味噌作りをしようと手掛けられ、3年前の24年に工房を建て「ありちゃん黒豆味噌」と命名し、現役を退任されたご主人と共に年1tを作り上げ三田パスカル・ゴルフ場で販売・そして直売され、いまは口コミで人気上々だそうです。

又、生来何事にも積極的で世話好き、そして責任感も強く子供たちが学校に通う間はP・T・Aの役員、 その後も、補導員・婦人会(女性会)等々の役につかれ、さらには、ボランティア・介護活動にも積極的に参加されています。

昨年は、市から農業奨励賞を受賞されました。 私も若い時代にカムバックし懐かしい話に時間が経つのを忘れました。

(執筆:谷郷賢明)

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