254_1 大西 直美さん (有高35回)

美容室経営で大好きな三田に元気を

三田市南ヶ丘にある美容室「オリーブ」でお話を聞きました。 有馬高校で、まず思い出すのは、よく先生に追いかけられたこと。 1年生の夏に学年で一番最初にパーマをしたり、2年生の時にはおしゃれに敏感な時期なのでスカートの丈も長く、担任の畑先生に注意されたので30センチ短くしたら、逆に短すぎると怒られたこともあったとか。 また修学旅行で行った黒姫高原は、空気が綺麗で雪景色が素晴らしく、これがきっかけでスキーが好きになり、年に30日も出掛けたことも有るそうです。 他には1年生のころからアルバイトばかりの毎日で、ゴルフ場、ケーキ屋さん、美容室など色々と働いたそうで、そもそも中学2年生の時に、友人の実家が美容室だったので、そこで美容の素晴らしさを教えてもらって美容師を志すようになり、バイトで貯めたお金は全て専門学校に行くための費用に充てたそうです。

卒業後の進路も自分ひとりで専門学校や就職先を決め、それから親御さんに伝えたそうですが、たいそう驚かれ反対も有ったそうですが、決心は揺るぐことなく大阪へ、昼間は美容室でインターンとして働きながら夜間の美容専門学校に一年半通われ、国家資格の美容師の免許を取得されます。 その後三田へ戻られ美容室で働かれ、平成6年に念願の自分のお店ビューティスタジオ「オリーブ」を持たれます。

人生を共にできるサロン心も体も髪も綺麗にKeep beauty(ずっときれいに)あなたらしさを大切に」をコンセプトとして後に南が丘にサロンを開設され、その後駅前店、すずかけ台にと出店、3店舗を経営されています。 現在は美容経営者の全国組織SPC関西統括本部経営部副部長として、若い人の育成に力を注がれています。

今思うのは、美容院を経営していく上で、高校時代は団体生活が苦手で一人でいることが多かったのに、今は逆に若い人と力を合わせるチームワークが最も大事だと痛感しているそうです。

目指すことは地域に愛されること そして最後にこの街三田が大好きとのことでした。

(文責:岩野 弘明)

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