島利 ふさ子さん(有高9回) 松山 紀夫さん(有高11回)
今回の110周年事業に向けて、過去の歴史を調べている中で、50年前に収録された校歌のレコードが出てきました。独唱パートを歌われた3人は現在も元気に活躍されていると聞き、2人の方から当時の思い出を書いて頂きました。
島利ふさ子(有高9回卒)
昭和31年11月、有馬高等学校創立60周年の記念式典が行われてより、早や50年の年月が流れました。
当時高校3年だった私達は、文化祭にはクラブ活動を中心に、日頃の努力を青春の一ページとして、精一杯、発表しました。
私達音楽クラブは、福畠先生の指導のもと、オペレッタ〔手古奈〕の上演に挑戦しました。
そして、記念事業の一つとして、校歌をレコードに吹き込む事になり、当時マーキュリーレコード会社が西宮にあり(丁度、神戸一郎が法善寺横町を売り出している頃でした)、生まれてはじめてマイクの前で無我夢中で歌ったのを覚えています。
1番を私、2番を松山紀夫君(有高11回)、3番を仲山奈緒子さん(旧姓前田・有高9回)、そして、他クラブ員で合唱しました。
私達青春時代のささやかな思い出です。
現在は、高齢者大学に通い、フォークダンスを三田村加津子先生(旧姓喜名・有高8回)の指導を受け、楽しく踊っています。他に、コーラス、健康体操、そして、グランドゴルフと歳を重ねる毎に、楽しみが増え忙しい毎日を送っております。
主人は30年前に死去しましたが、現在は男の子2人と、3年前に新築した家で、3人で楽しく暮らしています。
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