大学時代から坐禅に触れ、教師から禅寺の住職へ

 有馬高校でお世話になった当時1年9組の担任の先生が、愛媛県で住職をされている
 ということで、取材をさせていただきました。
 現代国語の授業では、出身校の花園大学のお話や、渡哲也さんや高倉健さんの映画「幸福の黄色いハンカチ」の話もされ、当時流行っていた青春ドラマのような、生徒に人気があり親しみやすい先生でした。
  大学時代は、当時は京都にあった安泰寺の接心(せっしん 数日間の朝から晩までの坐禅会)に参加されたりして禅の魅力にはまり、大学卒業後に有馬高校、神戸甲北高校で教鞭をとられた後は、京都から兵庫県浜坂に移転した安泰寺で5年間修行され、昭和60年秋に、福井県の曹洞宗大本山永平寺に、34才で上山されました。当時の修行は大変厳しくて、大学を出たばかりの若い修行僧も多いので、精神的にも体力的にも大変苦労されたそうです。本山修行後は昭和63年より、愛媛県喜多郡内子町の龍現寺の住職として檀務や作務(草刈りや掃除)、野菜作りをされております。特に坐禅に関しては長年研究されており、「仏様と同じ坐禅をしてみませんか」という執筆もされております。
大学時代に坐禅に興味を持たれ、有名な澤木興道老師の教えに感銘を受け、内山興正老師、渡部耕法老師に巡り合い、老師の勧めで永平寺での厳しい修行をされ、現在は曹洞宗寺院の御住職としてご活躍されていることは、元教え子にとっては大変嬉しく、一度
お会いしてゆっくりお話をしたいなあと感じました。

                          (執筆 谷口真弥)