警察功労で第41回危険業務従事者叙勲(令和5年秋)を受賞

令和5年秋の叙勲において、瑞宝双光章を受賞されました藤田さんに取材を快くいただき思い出等を聞かせていただきました。
有馬高校(吉川校)に入学され、今は亡き山田茂先生・稲生確治先生・宮崎正之先生や今も健在な谷郷賢明先生らに勉学や運動、さらに進路のことまでご指導いただいたそうです。
昭和43年卒業と同時に兵庫県警察に採用され、社会情勢が変貌する最中、昭和45年の安保闘争では、皇居の警備や、その後は山口組抗争・グリコ森永事件等々に従事し大変苦労されたそうです。また、平成7年の阪神淡路大震災では、阪急伊丹駅で救助活動中九死に一生を得る体験をし、平成17年まで警察業務に35年間従事され、同年4月から警察関係の外郭団体を立ち上げ10年間勤務するとともに、三木市青少年補導員副会長に就任し補導活動に邁進しながらも地域の方々より惜しまれつつ補導活動を終えられました。
現在は、地域のリーダーとしてご活躍され民生委員児童委員を長きにわたりお世話を頂いている傍ら、古物免許を取得され趣味でもある骨董などを求め各地を歩き回りマイペースで収集し楽しまれているとのこと。「家族には迷惑がられている。」と笑いながらおっしゃっていました。