井本 照寶さん (有高18回)
25年ぶりに同窓会をされ、事務局に補助金を受取に来られた、井本さんにいろいろとお話を聞きました。
家が農業(1.5㌶)、そして父が本校の農林学校を卒業されていたこともあり園芸科を志願し入学、篠山から1時間30分程かけて通学されました。
3年間、石原先生が担任で、厳しく指導されたこと、朝早い農業当番が大変だったこと、九州別府への楽しかった修学旅行、部員数の少なかったバスケット部で頑張ったこと等、懐かしく思い出しながら話して頂きました。
卒業後は農業改良普及員の資格取得を目標に、大阪府農林技術センター(短期大学)に入学、2年生からは農業機械を専攻されました。 その後東京の社団法人日本農業機械工業会に就職され5年間働かれた後、兵庫県に帰ってこられ、兵庫県経済農業協同組合連合会(兵庫経済連)に就職、33年間神戸本店・柏原・滝野等を廻られ58歳で退職されました。
退職後は父の田畑を受け継ぎ、米作(1㌶)・黒豆(30㌃)・山芋(5㌃)・ネギ(8㌃)と本人が中心となり栽培され農協に出荷されておられます。 又、地域の信望も厚く、農業委員・宮総代・自治会長を務められ忙しい毎日だそうです。
27歳の時、結婚され男児を2人授かり、そのお二人は既に結婚、長男夫婦とは一緒に住まわれ、我が家は9人家族と聞き、その内訳を聞きますと、両親・本人夫婦・息子夫婦・孫3人と四世代が一緒に過ごされており、私の家族と同じだなと思い、さぞかし賑やかで楽しい毎日を送られていることだと思いました。
特に一同に食事をされる時は楽しい一時だと思います。
(文責:谷郷賢明)
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