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八尾 博さん(有高10回)

全国シャディのメーカーを取り扱う、「株式会社きく」の副社長であり三田支店の支店長八尾さんを訪ねました。

1年は東田先生、2年3年は家本先生が担任で、特に家本先生の健康状態を気にされており、元気にされている様子をお伝えしました。
その後、懐かしい高校時代の話になり、体育大会では恥ずかしそうにしてフォークダンスを踊ったこと、仮装行列では白雪姫をテーマにクラス全員で仮装したこと。また、クラブではバスケット部に所属され、当時は外のコートだったので、夏の合宿では炎天下の中での練習や、家本先生に連れられて羽束川へキャンプに行き薪を集めてカレーを作り食べた話など、熱弁をふるわれました。

卒業後は、伊丹の三和電気で16年間勤務され、昭和51年に退職。その後、高校時代の同級生菊川さんとの出会いから、他数人と会社「きく」を設立されました。宝塚(本社)・三宮・三田に店を持ち、地域密着を目指して、昭和56年5月から三田支店長として実績を上げてこられました。

一方で、忙しい合間にも、ライオンズクラブに所属し、国際交流委員長としてタイ・シンガポール・中国・香港等へ渡ったり、受け入れたりして交流を図っておられます。又、三田市国際協会とタイアップして、済州島チェジュンの子供達との交流にも力を注がれています。

ところで、ご趣味で何かされていますかとお聞きしますと、驚いたことに、高齢者を対象に、玄人はだしの見事な芸(歌・踊り・芝居)を演じておられるのだそうです。敬老会の日や高齢者の集いに、各市町村から依頼されて披露されることも多いとか。特に得意な出し物はと聞くと「忠臣蔵」と「瞼の母」だそうです。
2人のお子さんは結婚して独立されており、「今は家に帰れば夫婦2人だけで、息子の子供(孫)が遊びに来てくれるのが楽しみです」と仰っていました。

(文責:谷郷賢明)

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