教員生活の大半が阪神地区ですが、平成4年から8年間だけ地元である有高にお世話になりました。農業関連学科、家政関連学科と普通科の時代でした。
思い出はたくさんありすぎて書ききれませんが、第一に教諭として総合学科の設立に関する勉強をさせていただいたことです。「新生有高懇話会」も大切な思い出です。次に美しい緑と広大な農場、特に朝、職員室に流れ込んで来る「緑の香」は忘れられません。また色々な生徒の皆さんとの出会いも良い思い出です。人なつっこく、心のあたたかい生徒の皆さんの顔は、今も忘れられません。
多くの学校で大切なことを学びましたが、有高で貴重な財産をいただきました。それぞれの学校でいただいた思い出を胸に、これからの学校経営を進めて行きたいと思います。 総合学科設立の仕事は大変な仕事でしたが、今となっては私の大切な宝物です。
最後に、地元ですので、生徒の皆さんとすれ違うことがよくありますが、その度毎に、ほんのりとあたたかい思いがよみがえって来ます。
「有高よ永遠なれ」 心より祈っております。
(兵庫県立宝塚東高等学校校長 岩木 信夫)
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