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西山 和典さん(有高6回)

大阪市内の中学校で美術の先生を

3年の時は福畠先生、女子の多いクラスで何事も女子中心に回っていたそうです。体育祭でも女子が計画を立て、2年生の時「まつり」をテーマでふとん太鼓を作り全員で汗を流し叩いたこと、3年生では「お姫様まかり通る」で大名行列をやったことが懐かしく思い出されるとか。

3年生になって進学を志望し、まだ美術の先生になるとは思っておられなかったものの、大阪学芸大学(現 大阪教育大学)美術科に入学されました。卒業後は大阪市内の大宮中学校の美術の先生として勤務され、その後数校で勤務され、加美南中学校を最後に退職されました。

長い勤務生活の中でも、北稜中の先生をされた時、それまで経験もされてなかった硬式テニス部の顧問を担当されたことが特に印象に残っているそうです。戸惑いもあったそうですが、部員と共に汗を流され、市内では常勝チームに作り上げられました。全国大会に出場したこともあり、また、テニス関係の役員にも就かれる等、大活躍をされました。

退職後、64歳の時に、現在の波豆川に住まいを持たれました。現在は、ご夫婦2人で楽しく過ごされています。

顧問をされて以来すっかりはまってしまわれたテニスは、今でも週に1回程されているそうです。

 又、主題派美術協会の会員もされていますが、同協会では、グループで決めた主題に合わせて各自がそれぞれ表現を凝らして作品を作り、合同展示会を開催していて、西山さんも作品を出展されているそうです。将来は個展を開きたいとのことですので、楽しみにしたいと思います。

(文責:谷郷賢明)