農業一筋に励んでいます
農業クラブ意見発表の部(食料・生産)で県大会優秀賞を受賞され「8代目の意地」と題してパスカルでも発表、課題研究では「トマトの生育速度・糖度重量変化と水の関係」を研究し、野菜作りの楽しさを学びその後の進む道に大いに影響した。
担任は1・2年生では山根先生で、入学の時に「全員卒業させる」と言われたが、2~3ヶ月後には2名が辞めて残念だったが、優しくてかつ厳しい先生で感謝しておられ、3年生では白川先生で本当に真面目な先生で勉強はあまり好きではなかったので、卒業できたのは諸先生方のおかげと考えておられるそうです。
修学旅行はマレーシアのボルネオで友人とふざけたりしゃべったりで楽しい時を過ごした事を思い出されて懐かしいと話されました。
体育大会では綱引きや大縄跳びその他の競技に参加し、小・中・高と同級生の森君ともいつも一緒に行動し、自由な時間が楽しみで、今も仲良く飲みに行き交友を温めておられます。
卒業してからタキイ研究農場付属園芸専門学校に進学し週に2回座学でその他は6部門に分かれて実習しながら1年間学習し、野菜や花卉を学び、品種の研究や開発を学び農業のより深い知識や技術を身に着けるように努力し、今現在日々実践中です。
卒業後、神戸市西区で2年間農業経営を学び、独立して昨年はナスを24アール耕作しておられ、ナスは長期間収穫出来るし、水の管理もしやすい。
また販路はスーパーと契約し卸している。加工用としても売り、その他ほうれん草を栽培出荷されています。「自然相手の仕事なので一年一年が勉強です」と聞き頼もしく思ったものです。
此れからもナスの栽培に力を入れて、広い農地に全面自分で作成したパイプ支柱が壮観でしょう。この夏には又お話が聞けると楽しみにしています。
家族はご両親と弟そして可愛い犬との生活です。
(執筆 羽渕和美)