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京都から事務局へ
京都大学の理学博士が来られるとのことから、上垣先生に同席戴きお話しをきかせていただきました。高校時代は私の一年後輩だったことから、卒業以来の出会いで懐かしさが込みあげてきました。2年時にクラス替えがあるのですが、3年とも8組、当時東大出の先生と噂されていた数学の飯田先生が2・3年と担任、飯田先生の思い出や、父親が病気だったことから、小柿から1時間かかる道のりを毎日氷を買って帰ったこと、期末テスト最後の日には友人三人と三映劇場へよく映画を見に行った事、生徒会長に立候補して肩から名前の入ったタスキを掛けて各教室を回ったこと等懐かしく話していただきました。小学校から先生になりたいとの夢をもたれ、卒業後は神戸大学の教育学部に入学、その後、理学部で助手として実験等の手伝いを2年間された後、京都大学大学院に入学、生化学の研究・実験と専門の道を進まれ博士号を取られ一方では京都府立大学農学研究科生物機能学専攻細胞高分子学の教授として酵素学を研究され「酵素科学の入門」等々の書籍を数多く出版され、京都大学では理学博士として、京都府立大学では名誉教授として活躍されました。
現在、特定非営利活動法人(NPO)みらい研究会理事長として、障害者が差別なく能力に応じ仕事が出来て収入が得られる働く場の提供、又不登校や高齢者の閉じこもりの対策やらを話し合う場を作り話し合いをされています。
又、小柿の両親が住まわれていた実家を里の活性化の一環として私設の図書館にと取り組まれており、月に2~3度帰られ管理が大変だそうです。遠い所を来ていただきお話を聞かせていただいたのですが私には少々難しいお話もありました。
30歳過ぎに結婚され奥さんとお二人で過ごされています。

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色々なお話を和やかに歓談中

 

 

 

 

 

(執筆:谷郷賢明)