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松原 平昭さん (有高26回)

「ようしょう会」が平成26年度地産地消優良活動表彰で近畿農政局長賞を受賞

高校3年の時は8組で波多野先生が担任、3年間はマイペースで過ごされたそうです。

卒業後は、父がヤンマー農機具販売店を経営されていたことから、将来は父の後を継ごうと、
後継者育成のヤンマー学院に入校、1年間学ばれた後、父が経営する松原農機商会に入社、
父の下で300軒程の得意先を持ち、販売・修理と活躍され、平成4年、父の逝去の後、代表になられました。

時代の流れの中で、高齢化が進み、稲作が出来ない農家が増える中、いち早く請負農業を立ち上げられ
「よかわトンボ」と名付け、23ヘクタールの田圃を請負始められました。
そして平成10年には農事組合法人「よかわトンボ」と法人化され、理事・事務局長としてその手腕を発揮されています。
さらには、吉川町で作られる野菜類を多くの方々に食べてもらおうと、
平成13年、「吉川温泉よかたん」のオープンと同時に「ようしょう会」を立ち上げられ、 世話役・事務長、そして平成20年3月から会長となり、地産地消の充実・イベント開催 若手農業者への技術や販売の支援・後継者の育成等に力を注がれてきたことが今回大きく評価され
近畿農政局長賞の受賞となりました。

又、個人としても市から「三木産業功労賞」・県から「自治賞」を受賞されました。
そして自らも野菜類・イチジク・桃の栽培・収穫に力を入れられていますが、30歳の時に結婚された奥さんの協力のお蔭と感謝されていました。

3年前には乾燥機を5台そなえたライスセンターを建てられ、刈り取りから袋づめまでを一気に仕上げる設備を整えておられます。
この4月から末娘が大学に入学し外で暮らすため、4人のお子様がおられますが、皆外で暮らすようになった為、母親と3人家族、少し寂しくなりましたとのこと、しかし、長女に出来た孫が時々顔を見せてくれるのを楽しみにされていました。
(執筆:谷郷賢明)

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