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門前 正人さん(有高15回)

シクラメン栽培にはや40年

本校の園芸科三回生の卒業で、石原先生が担任、と懐かしく思い出話を語られる内に
「私がシクラメンに取り組むきっかけになったのは、 実習で美しい花を栽培しているうちに花に魅せられ、 卒業後試験場へシクラメンの栽培方法を勉強にいったんですよ」
と楽しく語って下さいました。

周りを見渡しますと、ハウスが12基、その中には三万鉢のシクラメンが色鮮やかに咲き誇っていました。 一番楽しかったことは、とお聞きすると、良いのが出来た時が一番嬉しいと、満面に笑みを浮かべて話して下さいました。

現在は、子息孝嗣君(有高44回卒)と栽培されており、孝嗣君は園芸科最後の卒業生で、卒業後愛知県の総合園芸へ2年間シクラメンの研修に行かれ、その後父と一緒に取り組まれ、もう10年になるのですよ、との事でした。

正花園(せいかえん)の認可を受け、大鉢20種類、小鉢10種類の色とりどりのシクラメンが毎日大阪方面、特に豊中・鶴橋方面の市場に出荷されているそうです。

約40年、家族で取り組んでこられたシクラメンの栽培に自信と誇りが感じ取れました。

 住所:三田市沢谷156-1

(文責:谷郷賢明)

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