廣内　収さん　（有高19回）

廣内　収さん　有高19回卒 清陵会館に野球部OB会と同窓会のお話で、廣内さんと吉田さんのお二人が来られました。 廣内さんにお話を伺いました。

【担任の先生の話を聞きました】有馬高校（19回）卒業で昭和42年3月卒、クラスは3年７組、担任は室谷先生で教科は国語であり就職の担当でした。穏やかでやさしくて生徒の一人ひとりを本当に良く見ておられていたと思います。 当時、有馬高校は梅田阪急百貨店に女生徒40人～50人就職していて、室谷先生に阪急百貨店に就職したいとお願いしました。女性との中で男子生徒は一人でしたが無事就職出来ました。室谷先生にお世話になったので特に印象深い思いがあります。

【クラスの思い出は？】体育祭です。3年生の時に野球部と美術部に席を置いていた関係で体育祭のバックボードを作ることになりバックボードメンバーみんなで作成したのがいい思い出となっています。それと野球部であったこともありますが足は速かったので200mでも活躍できましたし、面接試験の時も野球部でいた事が大変役立ったと思っています。

【進路について】今は株式会社阪急阪神百貨店ですが当時は株式会社阪急百貨店で48年間働きました。仕事では商品の仕入や商品管理、顧客対応を学びながらの大変さはありましたが家族でこられて百貨店のなかで色々と楽しんでお買い物をしていただいていましたのでそれが励みとなりました。40年近くを貴金属関係の仕事をしておりました。1年間通信教育で学び、宝石の鑑定の実習を大阪や東京で1ヶ月間受けました。最終試験にも1回で合格し無事に『米国宝石学会宝石鑑定士』資格が取れたのです。48年間仕事をした中で一番しんどくて嬉しい思い出です。この資格を取りとても役立ちましたし、自信にもなりました。売上の企画書を作って、上司に発表してそれから売り場を作るのが楽しい思い出がある仕事ですね。トータルで良かった思い出は48年間同じ仕事が出来た事と、妻に出会えて4人の子どもに恵まれた事ですね。無事に健康で仕事を終えられたのがなによりの幸せです。 【現代のお仕事は】 野球部OB会の会長と自治会の役員をしています。

【家族構成は】 現代は夫婦と3男、2匹の猫のももとmimi(みみ)です。3人の子どもは結婚して別に生活しています。

最後に、野球部の顧問の三宅先生のお話やかまぼこ校舎での学校初の合宿の話等聞くことができました、楽しいお話ありがとうございました。              

   （執筆　羽渕　和美）