s-中瀬さん

話題の卵かけごはんの店 玉の助 店主

平成27年8月に卵かけごはんの美味しいお店がオープンしたとの情報があり、さっそく取材に出かけました。

中瀬さんは、昭和51年に普通科に入学され、剣道部でご活躍されました。顧問の河南先生には、大変お世話になったそうです。ご自宅は谷川駅だったので、通学には大変時間がかかり、部活動を終えて帰ると遅い時間になったそうです。「在学中はフォークソングのバンドを組み、文化祭では教室で2時間のコンサートをしましたね。」と懐かしそうにお話しいただきました。教室が満杯になるほどすごく盛り上がったそうです。
卒業後は阪南大学に進学され、その後24歳でご結婚されました。25歳で電気商社に入社、その後県民局にお勤めになられましたが脱サラを決心され、平成27年に篠山市今田町に玉の助をオープンされました。もともと料理が好きでご自分で商売をしたかったのもあり、安くて早く食べられる店がありがたかった経験からそのようなお店をイメージされています。また、卵かけごはんの有名店、豊岡市の但熊(たんくま)の社長さんにも相談されたりして、熱心に研究もされました。
ストレスのない平飼いしている鶏から朝採りした新鮮な弾力のある卵で、非常に弾力があり美容と健康にもよいそうで、
醤油も昆布やカツオのやさしい風味を加えたオリジナルな醤油も開発され、お米も農家から直接買い付けているこだわりをもたれています。
今後のお店の目標をお聞きしましたら「お客様意見を聞きながら、メニューやバリエーションも増やして行きたいですね。」とお答えいただきました。今後どんなメニューが登場するのか、非常に楽しみにしたいと思います。

取材後に、卵かけごはん定食をいただきましたが、中瀬さんのこだわりがわかる美味しい味で満足させていただきました。卵と醤油とご飯の味のバランスが実に良く、青ネギときざみ海苔を上に乗せて食べるとすごく上品になり、やみつきになる味でした。オープン間もないですが京阪神からもお客さんは多く、テレビや地元もタウン誌も取り上げるほどの人気店ですので、この味を一人でも多くの方に知っていただきたいと思いました。近くに行かれましたら、ぜひ一度こだわりの
卵かけごはんを味わってください。

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                                 (執筆 谷口 真弥)