北畑 親昭さん (有高14回)
高校時代は1組で3年間今は亡き常深先生が担任、農業祭で福神漬けの手伝いをして販売をしたり、ブタ汁を作ったり、近畿農業大会で有馬温泉会館が会場となり一晩泊まり楽しく過ごしたこと等いろいろ話して戴き、その中でも一番の思い出であり感激されたのは体験実習で北海道に行き世話になった主人が50年目の金婚記念にご夫婦と娘さんを連れて三田まで来られ再会されたことだそうです。
クラス55人中4人が自営で家に残られ、北畑さんも父のやられている1.2㌶の農業を手伝う傍ら、ブロイラー1万五千羽を飼われ、そして、8年後時代の流れもあり、サラリーマンに転職し榎木製作所に勤務されました。
さらに8年後に、ヒメプラに転勤されここでも8年勤務され45歳で退職、その後、40㌃の面積に有機栽培によるトマト作りに入られ、池田・三田魚菜市場に出荷されていました。
今は、1.2㌶の田圃の稲作とトマト栽培は少し減らされて15㌃ある面積に7連棟のハウスを建て、年2回の収穫で三田の「パスカル」に出荷されています。
又、地域の信望も厚く、40代半ば頃から農会長・区長・土木長・宮総代・寺総代と勤めてこられ、19年にはJA兵庫六甲理事をそして現代は三田地区担当理事として活躍されており、人前で話す機会が増え大変ですとのことでした。
昭和46年に本校卒業の奥さんと結婚、二人のお嬢さんに恵まれ、長女は結婚して外へ出られたが次女が結婚して家におってくれますとのこと、外孫2人内孫2人と孫さんが四人そして、家族はお母さんと合わせて7人家族、さぞかし楽しい笑いのとぎれない毎日を送っておられることでしょう。
(文責:谷郷 賢明)
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