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有馬高校で17年間勤務いただいた河本先生に、事務局まで足を運んでいただきました。開口一番「この学校ではいろいろ経験させていただきました」とおっしゃいました。

当時の有馬高校は定時制・分校を併設しており、最初は定時制、続いて羽束分校、この分校では女子6人のクラスで「いい子ばかりでしたよ」とのことでした。
それから本校で家庭科や普通科の担任につかれましたが、特に最後に担任された3年9組とは思い出が多く、「卒業式の終わった後、すぐにグラウンド横の公会堂で同窓会をやりました」と当時の写真を見せて下さいました。この3年9組は、今年の4月29日にも、幹事小浜君の世話で新阪急ホテルでクラス会をされていて、先生が皆に囲まれて満面の笑みを浮かべておられる写真も拝見しました。

51年4月に県立鳴尾高校に転勤され20年間勤務されましたが、担任は1年間だけで、部の特に総務部のお仕事をされたそうです。

地域のためには三田市の文化財保護委員として古墳や古いお寺の調査に関わり、退職後は三田市市史編纂課でのお仕事に携わってこられました。

現在は、これらの役職からも身を引かれ、悠々自適の毎日を送っておられます。健康管理から一日一万歩を目標に歩かれているそうです。

(文責:谷郷 賢明)