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神戸市北区八多町にある神戸市農業振興センターに米岡さんを訪ね、懐かしい当時を振り返っていただきました。長男として、幼いころより将来は農業を継ぐことを周りからだけではなく、自身でも当然と考えておられたので、迷うことなく有馬高校農業科に進まれました。 まず入学式で新入生代表として宣誓の言葉を述べたことから始まり、担任は三年間米田先生でクラスは農業を目指す仲間も多く、とても雰囲気の良いクラスだったそうです。
思い出したのは三年生夏に行った北海道帯広の牧場での10日間の体験実習で、今なら空路でしょうが、当時は日本海側を夜行列車で、青函連絡船で北海道へ渡り、列車で帯広へ 朝4時起きで頑張った農作業とそこで見た大自然のスケールの大きさに圧倒され感動したのは、今も記憶に残っているとのことです。 また真夏の農場当番の終了後に暑さにたまらず仲間たちと作業着のまま満々堤に飛び込んだことや農業科での実物鑑定競技では校内大会で競技され、県農で行われた県大会に出場し見事優勝も、生徒会活動では書記として、仲間と共に学校生活を改善するために頑張られたとか。
卒業後は神戸市へ入所され、当時では革新的な行政による神戸ワインづくりや農業公園の設立当初から携わられ、当時の熱血上司のもと、不可能を可能にするを実体験され のちに六甲山牧場長を最後に、現在は嘱託勤務に就かれあと一年で退職を迎えられます。

その後は、ゆっくりと休んで、これまで出来なかった地域のお世話をしながら、米作りや、趣味の旅行も楽しみたいなと、色々と頭に浮かべられているそうです。

後輩である今の有高生には、有馬高校という伝統ある高校で学んでいるという誇りを持って、悔いなく学生生活を送ってほしいとのことでした。

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(執筆:岩野弘明)