菅野雅章さん (有高25回)
神戸市北区淡河町にある淡河八幡神社で今年の秋に執り行われた秋季例大祭において16年に一度巡ってくる年番区区長として、大祭の総責任者の大役を無事に終えられた菅野さんに自宅でお話を聞きました。
クラスの担任は西浦先生で、多紀郡や阪神間など多方面から集まった男子だけのクラスメートたちはざっくばらんで仲も良く、楽しく過ごせたそうです。クラブは農業加工部で羽淵先生にお世話になりジャムづくりや美味しいトン汁を作った思い出も。あと思い出としては、体育館で農園科全生徒を前に代表として意見発表を述べたことや淡路島で行われた農業クラブ県大会に代表として測量競技参加した時に、他校の生徒が運動靴だったのに比べ、自分たちが地下足袋だったのが恥ずかしかったことなども。また北海道への酪農の体験実習に参加した人の話を聞いて、自分も参加すれば良かったと、少し悔いた思い出もあったそうです。
卒業後は人の役に立ちたいという思いから宝塚市消防に進まれ、消防係及び救急係として市民の生命身体財産を守る災害の軽減を使命に42年間日夜務められてきました。現在は直接生命に関わる救急隊に所属され来年に退職されるそうです。 一般の方には、人の命の重要性を理解してもらい、倒れている人が居たのなら救命できる力を付けてくださいと説き、自治会区長として会員の安心と安全の付託に応えられるように地区行政を行っていくのを趣旨に頑張っておられます。
最後に有高生には、早くから将来の進路を自分で決め3年間の学生生活が悔いのないように大切に過ごしてほしいとのアドバイスをいただきました。
(執筆:岩野弘明)
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