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井上 浩成さん (有高12回)

特定非営利活動法人NISITANI理事長を訪問

1組農業科、2・3年は今は亡き石原先生が担任。自分たちで栽培した野菜(セロリ・カリフラワー)を市内に販売に行き喜んでもらったこと、泊まっての育雛当番で30匹が死んだこと、体育大会で「南国土佐を後にして」を題材にした仮装行列をやりいろいろな服装・恰好で行進したこと、また、クラブ活動では中学からやられていた卓球部に入部、しかし通学時間に時間がかかり、農当があり体力的にも自信が無かったことから1年終わりに退部、しかし3年途中から友達の進めで再入部された事等懐かしく話していただきました。

小学校1年の時に母親を亡くし、祖父母に育てられながら、7・8aの農業を手伝われていたが、体に自信がなく、卒業後の進路を担任石原先生と相談され、宝塚市役所に就職されました。税務・公害対策・農政課・公園緑地関係・用地買収・水道局等の職務を42年間勤め上げ平成14年退職されました。

現在、特定非営利活動法人宝塚NISITANIの理事長を務めておられるのですが、このNPОを立ち上げる発起人の一人として、当時西谷自治会連合会副会長をされ、さらにまちづくり協議会の会長をされておられた時に進言され、当時の連合会の会長・副会長(2)・井上さんの四人が中心となりスタートされました。発起人会・設立総会を得て平成16年1月にNP0の申請を出され同年四月に認可がおり平成18年から二代目の理事長に就任されました。

これまでも地域の役はすべてやってこられ、今は理事長の上にいろんな施設の総施設長・建物の総館長そして寺総代と毎日フル回転の忙しさだそうです。家に帰れば昭和42年4月に結婚された奥さんと、長男夫婦、そして孫二人の6人家族、少しでも時間があれば10aの畑に野菜作りと充実した毎日を過ごされています。

(文責:谷郷賢明)

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