農業に生きる女性
三田市下深田の「おおにし農園」で働く卒業生の若き女性がいらっしゃるとの事で、とても暑い日の草刈に出かけておられる時に突然に訪問して、取材させていただきました。そして有馬高校生の在学生2名が実習にこられていたのでお話を聞くことができました。

徳毛さんの担任は音楽の石倉先生で3年間お世話になり、優しく且つ厳しく指導してもらった。
部活は剣道部で、顧問の先生が真面目な長井先生と、楽しい金澤先生にお世話になられ思い出がたくさん出来た。
そして、「人と自然科の先生はどの先生も印象深く優しく色々とお世話になりましたが、特に松原先生は何でも話せて相談できる先生で、進路のことも色々とアドバイスしていただき、優しく話を聞いてもらい、『頑張れよ!友達作れよ!』といって下さってとても嬉しかった」と聞きました。

また、職業としての農業を選ぶきっかけは、中学の時のトライやる・ウイークで農業を体験して「これはいい!」と、その時決められました。そして有馬高校の人と自然科と、県立農業大学校で勉強して、農業一筋です。

体育祭の思い出は、大縄跳びをしてクラスで気を合わせて、なにしろ3年間同じクラスの強みで、成績もよく楽しかったと話され、笑顔が可愛いです。

修学旅行はマレーシアで、初めて飛行機に乗りワクワクし、マングローブの林を船で廻ったりオランウータンを動物園で見たり、蛍も見て、蛍に囲まれる感じで圧巻だった。ワイワイ仲の良い仲間と巡って、すべて楽しい思い出ですと話されました。
農業祭では先生も生徒も準備に励み、栽培した野菜を販売する係だったこと等、思い出はつきません。

2年前に落花生を作って見たことがあり、土寄せが大切で、アライグマの被害を受けながら
10月~11月に収穫して、キリンビールで売られました。(収穫後、湯がいて食するとのこと)

家族の応援もあり、心強い支えがあるので、いずれ農場を持つことが出来たら、販売や交流の場になるような農業を目指して、夢を持って頑張っておられます。

(いずれはベトナムに行ってみたいなあー)
今年は特に暑い夏でした、「おおにし農園」で汗を流す徳毛小春さん未来を見据えて農業に取り組む若き農業者。                    (執筆 羽渕和美)

「課題研究担当 松原未来先生からの言葉」

高校時代は野菜専攻班でした。課題研究でキュウリの栽培研究に取り組み、休みの日も毎日、栽培研究していた姿が今も印象に残っています。当時から、「農家になる!」という夢を持ち、農業大学校に進学しました。しっかり研修し、女性農業者として兵庫県の代表となるよう期待しています。