255_1

伊藤(福田) 志保美 (有高23回)

三田サミットホテルで個展

個展を開かれていると聞き、早速に足を運びホテルヘ。

入り口を入るなり、廊下、ロビーに150号から10号前後の作品がズラリと掲げてあり、その力作に見入ってしまいました。
又、喫茶室に入っても作品が壁全体に掛けてあり、じっくりと観賞しながらお茶がいただけます。

その後、事務局に来て戴いた志保美さんにお話を聞きました。
最初に出た言葉は「本当になつかしい」・「高校時代は本当に楽しかった。」でした。
5組で谷口先生が担任、このクラスの卒業生は皆さん「楽しかった。」の言葉が返ってきます。
高校時代、楽しいクラスで過ごしたことが一番の思い出だそうです。

そんな中で英語クラブと音楽クラブを掛け持ち、「夕づる]を翻訳し、文化祭で主役の夕づるを演じたことやNHKの音楽コンクールに出て賞を貰ったことなど懐かしいお話がポンボンと出てきました。

卒業後直ぐ結婚をされ、四人のお子さんが誕生(一男三女)絵を描くのが子供の頃から好きだったことから、忙しい育児の合間にも時間を見つけ絵を描き、下の子が幼稚園に行き始め少し時間の余裕が出来た事から伊丹で絵の師匠に習い小さい絵を描かれたそうです。17・8年前から大きな絵を描き始められ、やはり、基礎からしっかりと勉強をやりたいとのことから武蔵野美術大学の通信教育で学ばれ、子供達にも手がかからなくなり、御主人の理解もあり本格的に描き始められ、エジプト・トルコ・オーストラリア・中国等約20カ国を廻られ描き続けて来られました。

そんな中でも、エジプト・トルコは一番描きたい国だそうです。
ACEAバルセロナ国際芸術サロン会・日本美術家連盟・新世紀美術協会・兵庫県美術家同盟・伊丹美術協会に所属しイタリア・スペイン等でグループ展を開かれたり今は、三田サミットホテルで個展、さらには絵画教室・そして、子供さん二人・おばあちゃん・御主人の五人家族,家事・洗濯・掃除と忙しい中に、自宅のアトリエにこもって描かれておられるそうです。

そんな、忙しい中にも、孫二人に出合えることが何よりも楽しみだそうです。

(文責:谷郷 賢明)

255_4255_3255_2255_5